일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

分水嶺の峠のようなもので、片側はまったく俳句というものを知らない人々の住する国、片側は少くとも俳句というものが世の中にあるということを知って居る人々の住する国、という事になる。俳句というものの立場からいえば、この「知る」「知らぬ」という境は大変な相違であると言わねばならぬ。

私は『須菩提経』においてこの事を説いたのであって、立派な俳句を作る人はもとより成仏する。立派な俳句を作らぬ人でもとにかく俳句を作った人なら成仏する。俳句は作らないがしかし俳句を読んで楽しむ人ならこれまた成仏する。読んで楽しまなくっても唯俳句を読んだことのある人も成仏する。読まなくても俳句というものに目を触れた人なら成仏する。また、俳句という名前だけに接しただけの人でもなお成仏する。成仏するというのは俳句に対して有縁の衆生となるというのである。

この『俳諧須菩提経』というのは明治の末か大正の始に書いたもののように思う。今でも同じ考えである。

私が『ホトトギス』塾を開いて塾生諸君と協力して、雑詠欄というものをこしらえてから、雑詠を選するときの心もちもやはりそれに似よった感じが附き纏って来ているのであった。