일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

そうして私はランプの芯を出して、その光を出来るだけ大きくしたことを覚えておる。ゲーテが死ぬ前に、光という一語を洩らしたとも聞いておる。極楽の文学というのは即ちその光というものを描いて、絶望に近い人間になおかつ一点の慰安を与えようとする文学である。

地獄の文学というのは畢竟、極楽の世界を望見して到底あの世界に達することは出来ない、唯病苦、貧困、悪魔の跳梁に任していなければならぬ苦しい世界があるのみと感ずるところに出発する。極楽の世界を見ていさえしなければ、自分らの住んでおる世界が唯一のものであってどうする事も出来ないという諦めがあるであろう。それが諦められぬのは一方に極楽の世界があるからである。地獄の文学は極楽の天地を想望すればこそ存在するのである。

地獄極楽は相対的なものである。地獄がなければ極楽はない、極楽がなければ地獄はない。

極楽の文学というのは地獄を背景にしてあるのである。地獄の文学というものは極楽を背景にしてあるのである。花鳥風月に遊ぶという事も、俳諧に遊ぶという事も、風月に神を破り花鳥に心を労するということも畢竟憂世を背景にしていうことである。