후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면
即ち、発句と脇句とはそういう挨拶の意味から成り立っておる。こういう説も一応首肯が出来る。
後世の月並宗匠あたりがこの挨拶という意味を尊重しすぎて、俗悪な句を作って、それで挨拶の意味を伝え得たというだけで満足している者が生ずるようになった。これもまたやむをえないことであろう。
しかしながら、単に挨拶の意味ばかりでこの発句脇句を解するのはいけない。そんな風にのみ解すればこそ、月並宗匠のような誤りが生じて来たのである。ここに注意しなければならん事は、独り挨拶の意味があるばかりでなく発句も脇句も両者共に諷詠ということをしておるのである。この諷詠という大事があることを忘れてはならないのである。
元来詩というものは諷詠する文芸である。俳人が二人寄って互に挨拶をする場合にもただ挨拶だけではない。そこに大事な諷詠ということが残されておる。甲の俳人も天地の景勝風物を諷詠する、その間に挨拶の意味を罩めて。乙もまたそれに答えて花鳥風月を諷詠する、同じく挨拶の意味を罩めて。斯の如くして現れ来ったものが連句の発句と脇句である。そうしてその諷詠は続いて三句四句となり、花の座月の座等を経て三十六句に達し五十句に達し百句に達する。