일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よせ

圓太郎馬車 正岡容寄席小説集

正岡 容

正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면

아오조라 문고

これは考えぬいてみたあげくが、まずまず次の三つだろうということになってきましたね。

まずひとつは、咽喉。音曲です。なにしろなにがなんでも常磐津家寿太夫。常磐津は当然至極として、そのほかの小唄端唄、まず自分で言ってはおかしいが、駆け出しの音曲師は敵ではないほど歌えるということです。

あとの二つの特色はいずれもいいほうじゃなく、むしろいけないほうでしょうが、落語家には珍しくぶッきら棒で、口が重い。さらにもうひとつ、そのくせ、バカにそそっかしい。まあ、これだけです。さてこの三つをことごとく長所にしてしまおうと美しくも覚悟を定めてしまったことなのです。

ほんとうにいままで自分は愚で、教わった原本にないからとて、どの噺のなかでもいっぺんも歌うことなしにきていました。これはとんでもない宝の持ち腐れ。さっそく、それからは「天災」でも「千早振る」でも「小言幸兵衛」でも「替り目」でも、なかの八さんに、熊さんに酔っ払いに、ときとして大家さんに、隠居さんに、急所急所で常磐津のひとくさり、端唄のひとくさりを唸らせることにしました。果たしてたいへん噺が明るくなってきて、唄のところでは喝采さえあり、前後が水際立って光ってきました。