후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
入っていった自分のほうを代る代るに睨みつけたその二人の顔の凄かったこと。親の讐に巡り合ったとて、恐らくこれほどの顔はして見せないだろう。
なるほど、自分は今相変らずの深酒をしているけれど、この頃はマント一件、焼鳥一件のようなああいうヘマは決して師匠の前で見せていない。
昨夜は酔ってこの家へやってきたけれど、お六ちゃんに髪を結ってやったきりで、エーとあの髪の結い上がったのが九時半。いまだ師匠もお神さんも帰ってこなかったので、こちらがしびれを切らして帰ってしまった。
別にそれは叱られるってほどのことじゃあるまい。
だのに師匠が、師匠ばかりじゃない、お神さんまでが、こんなとびきり上等の怖い顔をして俺を睨みつけているなんて。
なんだろう。
いったい、なんの不始末だったんだろう。
「オイ」
そのときはじめて師匠が口を開いた。その「オイ」と言う言葉さえが、あまりにもあまりにも激しく怒りにふるえていた。
「オイ」
もう一度、師匠は顎でしゃくった。
「へ」
恐る恐る返事をした。
「へじゃねえ、へじゃ」
取ッつきようのない見幕である。
「…………」
ヘでないとすると、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ。