일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠4

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면

아오조라 문고

それに従うた家来が十人ばかり、いずれも徒歩でありました。この一行は勢いよく表門を乗り出して、八日市通りを東に向って練り出しました。

それと気のついた者は早くも立ち出でて、

「御支配が江戸へお引上げになる」

といって騒ぎました。騒いだけれども、一行の威風に呑まれて、夜陰屋敷へ来てするように罵ったり、石を投げたりする者はなく、ただ一種異様の眼を以て見送っているうちに、馬蹄の音は消えて、一行は早くも甲府の城下を去ってしまいました。

一行の姿が見えなくなってから、また噂は喧しくなりました。

ああしてこの甲府から引上げた能登守は、問題のあの身分ちがいのお部屋様というのを、どう処分なされたのだろうということが評判の種とならずにはいません。

そのうちに恐ろしい噂が立ちました。

それはお部屋様のお君が自害してしまったという噂と、殿様のお手討に遭ってしまったという二説であります。自害説よりは、お手討説の方が有力でありました。

駒井能登守はその立退きに当って、寵愛のお君の方を斬って二つにし、井戸へ投げ込んで立去られたと、見て来たように言う者もありました。そうではない、家臣の者がお君の方を刺し殺して、井戸へ投げ込んで引上げたのだという者もありました。