일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠4

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면

아오조라 문고

お君は、かさねがさねそれが不安でたまりません。隣席のすることはどうしても意地が悪い――もしその中に自分の素性を知った者があっての上ですることではなかろうか。そうだとすれば自分がここにいる以上は、何かの形でその意地悪が続くに違いない。それもあるけれども、またこの多数の見物席の中には、自分をそれと感づいている者はないだろうか――姿と形こそ変っているけれども、この土地へ来て女軽業の一座で踊ったこともある。それを思うとお君は、座に堪えられないほどに不安に感ずるのであります。

こんなことなら来ない方がよかったのにと思いました。しかし来てみれば、いまさら帰るわけにはゆきません。自分が帰ると言い出せば、せっかく興に乗った連れの女中たちを失望させなければならないことを思えば、お君は、じっと針の莚のようなこの席に辛抱しているよりほかはないのであります。

「お君様」

と名を呼んで訪れた者がありましたから、お君は頭を上げて見ると、それはお松でありましたから、

「お松様」

お君はここでお松を得たことを、百万の味方を得たほどに喜びました。

「お君様、ここで拝見させていただいてよろしうございますか」