후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
詞や「発矢!……何々」というような際立った誇張的の新らしい文調であったので、初めの珍らしい中こそヤンヤと喝采されたが、段々馴れると鼻に附いて飽かれてしまった。匂いの高いものは鼻に附くようになると嘔吐くほどイヤになるもんで、美妙斎の文章の新味も余り香気が高過ぎたので一時は盛んに管待やされたが、その反動として今度は極端に嫌われるようになった。
第三、美妙斎に限らず、創作家は余り評論をしない方が得策である。創作家と評論家とは自ずから領分が違ってる。二者共に長ずる少数特殊の人を除いては、創作家は評論をするとボロが出る。どういうもんだか美妙斎は評論が好きで、やたらと幼稚な評論をしては頭の貧弱を惜気なく露け出してしまった。殊に美妙斎の生緩い冗漫の言文一致は論難に不適当であって、いとど薄弱なる議論を益々力弱くさせて世間の軽侮を招くようになった。(この点においてはかつて一度もマジメな議論をした事のない紅葉は有繋に怜悧であった。)
第四、美妙斎は余りに多才多能で、何でもちょっとは器用にやってのけたので、一事の完成に全力を注がなかった。創作もすれば評論もする、文学も論ずれば婦人も論ずる、小説の評判が悪くなると字引を作る、著述が受けなくなると算盤を持つ、甚だしいのはラムネの製造までもして損をしたというように、始終転々して一事