후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
六 『浮雲』第三篇及び官報局出仕
間に処りながら初めから報酬を辞して受けなかった。
六 『浮雲』第三篇及び官報局出仕
『浮雲』第三篇の発表されたのはこれより少し後であった。この三篇を書いていた時はあたかも胸中の悶々に堪えなくて努力も功名も消えてしまった真最中であった。日記に、「余は今日に到るまで小説家にて世を送る望みなしといひつつもなほ小説家とならんことをのみつとめり、他より見ればをかしく見ゆべし」とあるは毎月書肆から若干ずつ資給されていた義理合上余儀なくされて渋りがちなる筆を呵しつつ拠ろなしに机に向っていた消息を洩らしたのであろう。
二葉亭は何をするにも真剣勝負であった。襷鉢巻に股立取って、満身に力瘤を入れつつ起上って、右からも左からも打込む隙がない身構えをしてから、曳やッと気合を掛けて打込む命掛けの勝負であった。追取刀でオイ来たと起上る小器用な才に乏しかった。「間に合わせ」とか「好い加減」とかいう事が嫌いであったし、また出来ない人であった。談話するにさえ一言一句を考え考え腹の底から搾出し、口先きでお上手や胡麻化しをいう事が決して出来なかった。それ故、文芸上の興味が冷め、生活上の苦労に苛まれていても一夜漬けの書流しで好い加減に鳧をつけて肩を抜いてしまうという事は出来ないで、イヤイヤながらもやはり同じ苦辛を重ねていた。