일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふたばていよだん

新編 思い出す人々

内田 魯庵

内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면

아오조라 문고

十二 終焉及び内外人の椿岳蒐集熱

が、惜しい哉、十年前一見した時既に雨漏や鼠のための汚損が甚だしくして見る影もなかった。当時案内の雛僧を通じて補修して大切に保存すべき由を住職に伝えたが、今はドウなったか知らん。

円福寺の画にはいずれも落款がないので椿岳の作たるを忘れられておる。椿岳の洒々落々たる画名を市るの鄙心がなかったのはこれを以ても知るべきである。が、落款があっても淡島椿岳が如何なる画人であるかを知るものは極めて少なく、縦令名を知っていても芸術的価値を認むるものが更にいよいよ少ないのだから、円福寺に限らず、ドコにあっても椿岳の画は粗末に扱われて児供の翫弄となり鼠の巣となって亡びてしまったのがかなり多いだろう。

が、椿岳の画は大津絵や絵馬のように単なる趣味一遍で鑑賞すべきものではない。僅に数筆を塗抹した泥画の寸紙の中にも芸衛的詩趣が横溢している。造詣の深さと創造の力とは誠に近世に双びない妙手であった。

十二 終焉及び内外人の椿岳蒐集熱

椿岳は余り旅行しなかった。晩年大河内子爵のお伴をして俗に柘植黙で通ってる千家の茶人と、同気相求める三人の変物揃いで東海道を膝栗毛の気散じな旅をした。