후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
七 川上眉山
殊に応酬に巧みで機智に富み、誰とでも隔てなく交際し誰にでも能く親まれた。その上に世を推移る世才に長けているから、硯友社という小さい天地にばかり跼蹐しないで、早くから広い世間に飛出して翔していた。一味郎党を堅く結束して鎖国する紅葉は漣のこの世間的態度を内心快からず思ってるように噂されていたが、漣が硯友社の凋落した後までも依然として一方の雄を称しておるは畢竟早くから硯友社埒外の地歩を開拓するに努めていたからだ。漣は啻に硯友社のみならず全文壇を通じての第一の才人である。
七 川上眉山
硯友社は御大紅葉を初めとし美妙といい漣といい美男のお揃いであったが、美貌をいったら川上眉山は第一位であったろう。眉山の美貌は硯友社に限らず、文壇に限らず、美男の畑なる役者の中を尋ねても決して数多くの匹儔を見出しがたいだろう。尤も美男を定める標準にも色々あろうし、人に由ての好き不好きもあろうが、如何なる点の辛い人でも眉山の美貌には百点近くを決して惜まないだろう。
眉山の色の白さは透徹るようで、支那人が玉人と形容するはこういう人だろうと思うほどに美くしく、何時でも薄化粧しているように見えた。