후리가나로 읽는 일본 고전
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ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
坪内博士がイブセンにもショオにもストリンドベルヒにも如何なるものにも少しも影響されないで益々自家の塁を固うするはやはり同じ性質の思想が累をなすのである。最も近代人的態度を持する島村抱月君もまた恐らくこの種の葛藤を属々繰返されるだろう。
この殆んど第二の天性となった東洋的思想の傾向と近代思想の理解との衝突は啻に文学に対してのみならず総ての日常の問題に触れて必ず生ずる。啻に文人――東洋風の――たるを屑しとしないのみならず、東洋的の政治家、東洋的の実業家、東洋的の家庭の主人、東洋的の生活者たるを欲しない。一言すれば東洋的の生活の総てに不満であって、その不満に堪えられない。そんならその不満を破壊する決心を有するかというと、決心を有さないではないが、常にその決心を鈍らす因襲の思想が頭脳のドコかで囁やいて制肘する。二葉亭の一生はこの葛藤の歴史であって、独り文人たるを屑しとしなかったばかりでなく、政治的方面にも実業的方面にもちょっと首を突込で見て直ぐイヤになった。この方面では二葉亭の手腕がまだ少しも認められないで政治家だとも実業家だとも誰にもいわれなかったゆえ、「我は政治家に非ず、実業家に非ず」