일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふたばていよだん

新編 思い出す人々

内田 魯庵

内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면

아오조라 문고

た中に籠城する如くに抜差ならない煩悶苦吟に苛まれていた。

二葉亭の日記の数節を引いて、その当時の煩悶焦慮を二葉亭自身をして語らしめよう。

「白石先生の『折焚柴の記』を読みて坐ろに感ずる所あり、先生が若かりし日、人のさかしらに仕を罷めて浪人の身となりさがりたる時、老いたる父母を養ひかねて心苦しく思ふを人も哀れと見て、あるいは富家の女婿になれと勧められ、あるいは医を学びて生業を求めよといさめらる、並々の人ならましかば、老いたる父母の貧しうくらすを看過しがたしとて志も挫け気の衰ふるにつけ、我に便よき説をも案じ出して、かかる折なほ独善の道を守らば弥々道に背かんなど自らも思ひ人にもいひて節を折るべきに、さはなくてあくまでも道を守りてその節を渝へず、父なる人も並々の武士にはあらで却りてこれを嬉しと思ひたり、アアこの父にしてこの子あり、新井父子の如きは今の世には得がたし、われ顧みてうら恥かしく思ふ。」

「ああ我が気力は衰へたる哉、学校を出でしより以来一日として心の霽るる事なければ楽しとおもひたることもなし、今の我が身の上をひしひしと思ひつむる時、生きてかかる憂目見んより死してこの苦を免かるる方はるかに勝るべしなど思ひたるは幾度もありたれど、その頃はまだ気力衰へたれど滅するには到らざりしをもて、筆を執りて文を草することも出来し