일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふたばていよだん

新編 思い出す人々

内田 魯庵

内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면

아오조라 문고

あくまでも自分の天分を否定し、文学ではとても生活する能力はないものと断念め、生中天分の乏しいのを知りつつも文学三昧に沈湎するは文学を冒涜する罪悪であると思詰め、何とかして他に生活の道を求めて学問才芸を潰しに投売しても一家の経済を背負って立とうと覚悟した。が、この覚悟はありながら、一面には極めて狷介で人に下るを好まないと同時に、一面には人に対して頗る臆病であって、伝を求めて権門貴戚に伺候するは魯か、先輩朋友の間をすらも奔走して頼んで廻るような小利口な真似は生得出来得なかった。どうにかしなければならないと思いつつもどうにもする事が出来ないで独りで窘窮煩悶していた。この苦境を見るに見兼ねて、もし仕官する希望でもあるならと片肌抜いでくれたのが語学校の旧師の古川常一郎であった。二葉亭はこの間の消息を日記に洩らして、官吏は元来心に染まぬが今の場合聊かなりとも俸銭を得て一家を支える事が出来るなら幸いであると古川に頼んで、さてそのあとで、「何となくうら恥かしきやうに心落ちゐず。白石先生の事など憶出せば背に冷汗を流す」と書いておる。二葉亭の自卑自屈を余儀なくされる窘窮煩悶の状がこの二、三行の文字に見えるようである。