후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふたばていよだん
新編 思い出す人々
内田 魯庵
内田 魯庵의 新編 思い出す人々(ふたばていよだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,401자 · 427화면
に帰朝すべく余儀なくされた。
二葉亭は学生時代から呼吸器が弱かった。自分でも要慎して痰は必ず鼻紙へ取って決してやたらと棄てなかった。殊に露西亜へ出発する前一年間は度々病気になって著るしく健康を損じていた。この懸念される容体で寒い露国へ行くのは険呑だから一応は健康診断を受けて見たらと口まで出掛ったが、幸いに何にも故障がなければだが、万一多少の故障があったからッてこれがために多年の夙望を思留りそうもなし、折角意気の旺盛なる目出たい門出に曇影を与うるでもないと思って、多少は遠廻しに匂わして見たが、強ては余りに勧めなかった。だが、こんなに早く不起の病の牀に就こうとも思わなかった。
露都へ着いたのが四十一年の七月十五日であって、着くと直ぐ、一と月経つか経たない中に神経衰弱に罹ってしまった。で、かれこれ半年近くも何にも做ないで暮して、どうかこうか癒り掛けた翌る四十二年の二月十四日、ウラジーミル太公の葬儀を見送るべく、折からの降りしきる雪の中を行列筋の道端に立っていると、何しろ露西亜の冬の厳しい寒さの中を降りしきる雪に打たれたのだから、病上りの身の何とて堪えらるべき、忽ち迷眩して雪の上に卒倒した。