후리가나로 읽는 일본 고전
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はたもとたいくつおとこ
旗本退屈男
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 240,656자 · 478화면
「三とせ越し上手によく化けおったな。怪我はないか」
「おッ……。ありがとうござります。ありがとうござります。実は、実は手前、御前と同じ江戸の……」
「言わいでもいい、妻女からあらましは今きいた。何ぞよ、何ぞよ。隠密に参った仔細はいかなることじゃ」
「居城修復と届け出して公儀御許しをうけたにかかわらず、その実密々に増築工事進めおりまする模様がござりましたゆえ、矢場主英膳どのと拙者の二人が御秘命蒙り、うまうまと、三年前から当城下に入り込みまして、苦心を重ね探りましたところ、石の巻に――」
始終を語り告げているその隙に乗じて、七八名の捕り手達がうしろから襲いかかろうとしたのを、
「身の程知らずがッ、この眉間傷、目に這入らぬかッ」
ぐっとふり向いて一喝しながら威嚇しておくと、自若としながらきき尋ねました。
「石の巻に何ぞ秘密でもあったか」
「秘密も秘密、公儀御法度の兵糧倉と武器倉を二カ所にこしらえ、巧みな砦塞すらも築造中なのでござります。そればかりか城内二ノ廓にも多分の兵糧弾薬を秘かに貯え、あまつさえ素姓怪しき浪人共を盛んに召し抱えまする模様でござりましたゆえ、ようやく今の先その動かぬ証拠を突きとめ、ひと飛びに江戸表へ発足しようと致しましたところを、先日中より手前の身辺につきまとうておりました藩士共にひと足早く踏みこまれ、