후리가나로 읽는 일본 고전
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はたもとたいくつおとこ
旗本退屈男
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 240,656자 · 478화면
手前の振袖小太刀も手強いが自慢、文句はあとでよい筈じゃ。御取次ぎ召さりませい」
「ぬかしたな。ようし。案内しょうぞ。参らッしゃい。――各々、みい! みい! 世の中にはずい分とのぼせ性の奴がいる者じゃ。この前髪者が一手他流試合を所望じゃとよう。丁度よい折柄ゆえ、酒の肴にあしらってやったらどんなものじゃ」
「面白い。武芸自慢の螢小姓やも知れぬ。あとあと役に立たぬよう、股のあたりへ一本、変ったタンポ槍を見舞ってやるのも一興じゃ。杉山、杉山! 貴公稚児いじりは得意じゃろう。立ち合って見さッせい」
卑しくどっとさざめき嘲けった声と共に、にったり笑いながら現れたのは杉山と言われた大兵の門弟でした。得物はそのタンポ槍、未熟者の習い通り、すでに早く焦って突き出そうとしたのを、
「慌て召さるな」
静かに制して京弥殊のほかに落ちついているのです。
「手前の嗜みましたは揚心流小太刀でござる。そこの御仁、鉄扇をお持ちのようじゃ。暫時お借り申すぞ。――では、おいで召されよ。いざッ」
さッと身を引いて六寸八分南蛮鉄の只一本に、九尺柄タンポ槍の敵の得物をぴたりと片手正眼に受けとめたあざやかさ! ――双頬、この時愈々ほのぼのと美しく紅を散らして、匂やかな風情の四肢五体、凛然として今や香気を放ち、紫紺絖小姓袴に大振袖の香るあたり、厳寒真冬の霜の