일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうりゅうたいへいき

風流太平記

山本 周五郎

山本 周五郎의 風流太平記(ふうりゅうたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 244,473자 · 487화면

아오조라 문고

重い口でそんなことを云った。

「とにかく話を聞こう」

つなが持って来た茶を与え、万三郎は二人をそこへ掛けさせた。

弁天谷を登って、その奥を北に入った観音谷に、貯蔵所はあった。そこはもう頂上に近く、三段ばかり登ると加波山神社の境内になる。谷といっても水はないし、崖を切拓いて五百坪ばかりの台地を造り、荒壁の貯蔵庫が三棟、ほかに番士たちの住む丸太小屋が三棟ある。周囲は松林だし、谷あいになっているから、ちょっと見たくらいではわからない。

番士たちはぜんぶで三十人くらいいる、侍が二十人ほどで、あとは小者ふうであるが、二日まえに、侍が五人と若い女(かよであろう)が来た。

誘拐された若者たちは二十七人で、初めは殺すと脅され、ついで、味方の役に立てば侍にしてやる、幕府の仕事だから金にも不自由はさせないと云って、各自に五両ずつ与えられた。

幕府の仕事で、侍になれる。

こんなうまい話はないし、金五両という、夢のような大金を貰ったので、若者たちはみなのぼせあがった。

――一生の運が向いて来た。

そう思って、なんの疑いもなく、かれらの云うままになった。

「あんまり棚から牡丹餅すぎるんで、なかには渋る者もあったですが、百姓をしていたでは一生かかっても五両なんて金は持てねえだし、つまりは金にひかされてうんといってしまったですよ」