일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうりゅうたいへいき

風流太平記

山本 周五郎

山本 周五郎의 風流太平記(ふうりゅうたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 244,473자 · 487화면

아오조라 문고

その夜の調査もうまくいった。

もう庫入れの仕事はすっかり終ったのだろう、万三郎が伝次と共にいったときは、所内はひっそりとして、木戸の立番のほかには人影もなかった。

彼は番士たちの小屋から、他の三カ所の木戸(一は谷の口、二は谷の両側にあり、万三郎の入ったのは谷尻に当っていた)そして厩と、糧秣庫。また多量の繩、藁、蓆を積んだ納屋などの所在をつきとめた。

ただ一度だけ危ないことにぶっつかった。

番士小屋の脇をぬけていると、いきなり引戸があき、一人の侍がとび出し、あとから二人が追って来た。

初めにとび出して来た侍は、ひどく酔ったうえに昂奮しているらしい。とび出して来たのがあまり突然だったので、万三郎は躰を躱したが、その侍のほうでだっと突当った。

「無礼者、なにやつだ」

とその侍は喚いた。

万三郎はのめりそうになり、横っ跳びに二三間、脇へ避けながらあっと思った。

――石黒半兵衛。

相手は紛れもなく彼であった。

「へえ、ごめん下せえまし旦那」

と万三郎は離れた処からおじぎをしながら云った。このときほど覆面黒装束の忍び姿が有難く思えたことはなかった。

あとから追って来た二人が、すぐに半兵衛を抱き止めた。