일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうりゅうたいへいき

風流太平記

山本 周五郎

山本 周五郎의 風流太平記(ふうりゅうたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 244,473자 · 487화면

아오조라 문고

「まあ、よかった、それで安心しましたわ」

「いろいろ苦労させて済まなかったな」

「いいえそんなこと」

おちづは強く首を振った。にわかに顔色が明るくなり、眼も活き活きと耀いた。

「あたしたちなんてろくなお役にも立たなかったんですから、ただ半ちゃんが無事で、近いうちに帰るとわかれば、それでもうなんにも云うことはありません」

「私も今日は用があるので、これで別れなければならないが、――家は仲町だといったね」

「ええ仲町で松島屋っていえばわかります」

「わかった、いずれみんなと相談して、なんとか身のふりかたを考えるとしよう、決して悪いようにはしないからな」

「いいえ、そんな心配はいりませんわ、半ちゃんさえ帰れば、あたしたちちゃんとやってゆく段取りがついているんですから」

おちづはいさましく云った。

「ではどうも有難うございました、半ちゃんのこと宜しくお願い致します」

四

深川洲崎の升屋は、江戸における料理茶屋の開祖といわれて、しばしば貴人紳商の遊宴に使われる繁昌な店であった。

洲崎弁天に面した、堀沿いの広大な構えで、総二階の善美を尽した母屋に、大小三十余の座敷があり、ほかに別棟の数寄屋が三棟と、庭の一部には鞠場が設けてあった。