일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうりゅうたいへいき

風流太平記

山本 周五郎

山本 周五郎의 風流太平記(ふうりゅうたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 244,473자 · 487화면

아오조라 문고

――まだ五度ぐらいしか来ていないが、おちづは此処でも女中たちに好かれていた。升屋は(まえに記したように)貴顕の客が多いので、女中たちの躾がきびしく、行儀作法も一般の料亭とは違うので、もちろん座敷の手伝いなどはできなかったが、おちづは内所のこまごました雑用や、廊下までの手伝いは手まめにするので、みんなが「ちいちゃん」といって可愛がってくれるのであった。

「あたしお手伝いするわ」

夕食を終るとすぐ、彼女は襷をかけて甲斐甲斐しく立った。

「いいから坐ってらっしゃい」

女中頭のお紋が云った。

「岡さまがいらしっているときは、定っている係りの者のほかは、お座敷へ近よってもいけないんだから、今夜はお手伝いはしてくれなくてもいいのよ」

「だってあたしならいい筈よ、松吉姐さんのうちの者なんですもの」

「それでもだめ、今夜はじっとしていらっしゃい」

おちづは口を尖らせた。

四

――岡さまの来ているときは特にやかましい、定っている係りの女中のほかは、座敷へ近よることもできない。

女中頭の云った言葉が、少し経ってからおちづに一種の不審を起こさせた。

それは舟の中で、岡さまの顔つきの、ふしぎな変化を見たあとだったからかもしれない。