후리가나로 읽는 일본 고전
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ふうりゅうたいへいき
風流太平記
山本 周五郎
山本 周五郎의 風流太平記(ふうりゅうたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 244,473자 · 487화면
「むろんですとも、なぜです」
休之助が訝しそうに反問した。つなはきっぱりと云った。
「わたくし、それはあんまりだと思います」
「なにがあんまりです」
「万三郎さまは敵の手で殺されてしまいます、それでもいいのでしょうか」
「万三郎が殺されるんですって」
「――かよさんがそう申しました、あの人は敵の一味ですから、敵の内情もよく知っています」
「貴女はかよの処へいったのか」
「まいりました」
「なんのために」
休之助はかっとなった。つなは恐れるけしきもなく、休之助の眼を見返しながら云った。
「万三郎さまの事が知りたかったからです、もしかしてあの人のところへなにか消息がありはしないかと思ったからですわ」
「それでどうだったんだ」
休之助は眼を怒らせた。
七
「かよさんはなにも知りませんでした」
とつなは続けた。
「そして事実を話すと、すっかり取乱して、万三郎さまは殺されるに違いない、と云いました、升屋の会合はたいそう厳重なもので、一味の者でも出席を許されるのはごく稀だし、誰と誰が会うか、まったく秘密になっている、だから、そこへ偽って入って捉まれば、生かして帰す筈は決してないと云いましたわ」