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にっき
日記
宮本 百合子
16 一九三〇年(昭和五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 51,117 字 · 103 页
四月二十六日
四月二十七日
自分仕立やへ行って、近藤さんへよって、新聞をかってかえる。
夕方、オリガさん来。ドベロフスキー薬を教えて貰って買いに行く。それはきいた。Y、せきをしなくなった。
○アメリカのジャズとソヴェートのジャズは全然違ったモーチブ〔モチーフ〕の上にあるべきだ。ショスタコビッチの音楽をもっと知りたい。
四月二十六日 土
島田さんが夜よんでくれたがYはゆかれず。自分一人。
朝油橋さんの妻君よる。一緒に出かけてYの洗濯ものをとって、川谷さんのところへよって「□」を見にゆかれぬことを話し〔以下空白〕
四月二十七日 日
今日はすっかり寒くて、合外套で外を歩いたらぶるぶるだった。風もつよし。
朝美術教育スタンチア〔研究所〕へ行ったところ、どうさがしてもなし。仕方ないので靴やへよって自分の靴をとり、Yのをあずけ、かえる。
○夜、コルシュ。Y、まだ工合わるくて、行くのいやというので自分一人出かけたら、今日はモスソヴェートのザクルイトイ〔買い切り〕だという。それではメイエルホリドへ行って切符を買おうとしたら金をもって居ない。とっといて貰うことにしてとなりのキノを見た。第二の生、ドイツもの。