轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

16 一九三〇年(昭和五年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 51,117 字 · 103 页

青空文庫

十二月十八日

十二月十九日

ここへは人に来られるし居留守はつかい難いしつかれて閉口故。ところがなかなかいいのがない。

元お愛さんの居たという家へ行って見た。盆石の下手なのをし、活花、謡曲を教え、寝床へボタンスイッチを引いてる後家さん婦人。まるで小さい封建的な日本女の見本のようなのを見て好意ある笑いをうんと笑った。

住友へ 170 円あずけ。一家の全財産!

桜月といううちでしることぞうにをたべた。

十二月十八日 木

つかれて、一日ぶらぶらしてしまった。

夜起き出して、散歩し、青木堂でコーヒーやその他買ってかえってきたら石井柏亭氏読売記者と来ていて描いた。十一日のマンガのよし、うんとオかしく描ければよいがキマじめすぎる。

○Y、『婦公』へ十六七枚の原稿を送った。

今朝六時頃起きて、二人で一寸やって自分ねてしまい、Y起きてやった。山岡の細君十一時に来て金七十五円かりてった。

十二月十九日 金

くに来。

夕方六時頃やっと家を出かけた。Yと二人、東やへ来た。女中、二人の恰好を見て馴れずぼんやりしてるみたいなのでこっちも一寸妙だった。

新館と称する二階やの下座敷おちつくところへ部屋をきめた。