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にっき

日記

宮本 百合子

16 一九三〇年(昭和五年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 51,117 字 · 103 页

青空文庫

八月二十八日

八月二十九日

八月三十日

八月三十一日

九月一日

九月二日

写真屋(ルスフォト)へ出かけた。

仕事。

夜、玉ねぎのおみおつけ、あまりをたべた。

パン。

八月二十九日 金

○胡瓜

○レムブラントの複製、子供の絵、日本の画、菊の芽生。二十留のタタールの鞁クッション。菓子、ジャム。

古い新聞。原稿。

八月三十日 土

○仕事。油橋さんのところから荷もつをもって来た。

○あの鮮人門番下で首をくくった由。

○小銭 600 р をためて死刑にされた男あり。貨幣制度の反革命だという理由。

H面白い。いろいろ考える点あり。

夜玉子、バタ

○プロフィンテルン閉会。六時頃大デモンストレーションあり。

八月三十一日 日

今日はYもつかれて郊外へ出かけたいなどと云ったが、結局坐って仕事。

夕方二人で散歩して、思いがけずピロージュヌイがあった。

こめの飯、魚、自分玉子かけた。

九月一日 月

夕方六時から八時まで、МГУ の庭で休んだ。仕事。いい心持だった。

夜、人参、バタイリ不味。

九月二日 火

雷、雨、ひどい雨。

*朝十一時から五時まで切符かいに出てかえらぬ。

○壁のチー写真。

○植木鉢、葉のさし木、ソチノ野生棕梠。

仕事。

夜、スイロ〔チーズ〕、玉ネギバタイリ、バタ。