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にっき
日記
宮本 百合子
16 一九三〇年(昭和五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 51,117 字 · 103 页
六月三十日
七月一日
七月二日
七月三日
ドーム・ゲルツェンへ出かけたら今日はウイホドヌイ・デーニ〔休日〕だ。
かえりに歩いて来て、玉子買って、パン買って、かえった。
ドイツ労働者がここへ来て居ると、そう大して感心しないというところ面白い。つまりロシアより文明が進んで居ると云う先入感をもってるのだ。
七月一日 火
夜更して五時頃ねたので、おきたのは迚もおそかった。
それから出かけて三人で。Yはルイノク、自分とT、アフル〔革命ロシア芸術家協会〕へ出かけた。ずっと歩いてかえって来て、家でアヴェードたべた。夜、又出かけて桜木さんのところへゆく。かえったら又用があって十一時頃までかかった。
もう何も食べず眠るつもりのところ、おなかすかしてねぎを煮てたべた。二時頃眠った。
七月二日 水
クスターリヌイで買もの(麻にぬいのある服地、テーブルかけ等)
ずいぶん歩いた。
Y、おこめと金の方にまわった。
自分かえって仕事。
銀行から 150 р 出した。
Y、川谷さんより 1000 р
仕事わたす。出かけた。
七月三日 木
雨。ふったりやんだりしている。
宮嶋資夫と江口の小説をよみ、初期のプロレタリアート文学について面白い多くのものを感じた。