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Japanische Klassiker mit Furigana

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おばけのしょうたい

おばけの正体

井上 円了

Lesen Sie おばけの正体 (おばけのしょうたい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 74.925 Zeichen · 145 Bildschirme

Aozora Bunko

第三九項 仙台の投石事件

に鬱憤を晴らせし由、包まず白状に及びたるにぞ。なお、その不心得を説諭のうえ、主人喜七郎へ下げ渡されしとは、女に似合わぬ悪いたずらなり。

この一例に考えて人為的なることが分かる。

第三九項 仙台の投石事件

明治二十七年ごろの『奥羽日日新聞』にも、投石の探検始末を掲げてあった。その大要は左のとおりである。

仙台市内良覚院町の石投げ怪聞について、ある夜、某氏の探検談を聞くに、同夜は暑熱のはなはだしきにもかかわらず、納涼かたがた見物に来たるものおびただしく、ために良覚院の細横町は通り切れぬほどなりし。さて、今や怪石の降りくるかと待つほどもなく、九時三十分ごろに至り同町の地先にて、突然降下せしとて拾い上げたる石塊を見るに、あたかも数年間土中に埋まりいたりとおぼしく、十分水気を含蓄せる、縦四寸ばかりの楕円石なり。探検者はその拾い上げたる人に目星をつけ、それとはなしに始終その人に尾行するに、彼はこれを気づきたる風なり。東西南北と群集の中を駆け回る様子なれば、なおも尾行するに、三十分ほどをへだてその人の右手に当たり、ドシリという音せしが、彼はまたここにも降りたりと、自ら拾い上げて、さも珍しそうに諸人に示しおれり。