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Japanische Klassiker mit Furigana

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おばけのしょうたい

おばけの正体

井上 円了

Lesen Sie おばけの正体 (おばけのしょうたい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 74.925 Zeichen · 145 Bildschirme

Aozora Bunko

第一四項 備後の火の玉探検

第一五項 鬼火の正体

こはなにものかと、よくよくただして見れば、昼間に蠅よけ玉がおちたるのを机の上に載せて置きながら、自ら忘れてしまったのであったそうだ。

第一四項 備後の火の玉探検

備後福山近在にて夏の夜、数日間つづきて火の玉が出るという評判が伝わり、福山の教育家連が誘い合って、一夜探検に出かけたが、果たして評判のごとく、数十丁隔たりたる山の半腹に火の玉がかかっている。これ、実に妖怪である。狐狸の所業か天狗の仕事か見届けてやらんと、大意気込みにてその方をたどりて進み行き、現場まで達して見れば、百姓が野外にて夜業をせんとて、大木の枝に大提灯をつるし、その下にて家族相集まり働きおるのであった。すなわち、化け物の正体は提灯であるを見て、せっかくの探検も気抜けしてしまったと、その一行に加わった人の直話。

第一五項 鬼火の正体

これに類したる話であるが、四、五年前、北海道札幌発行の『北門新報』に鬼火探検談が掲げてあった。その大略を申さば、ある地方にて山腹に怪火が現れて、深夜衆人の目に入り、いかにも不思議なれば、鬼火であるか天狗火であるかの風評であったが、これを探検せんとて出かけたる壮士連は、だんだん近づきて木陰より山腹をうかがえば、その火は周囲三尺くらいの焚火らしく見ゆるほどに、なにものならんと抜き足差し足にていよいよ近寄って見れば、こ