Japanische Klassiker mit Furigana
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おばけのしょうたい
おばけの正体
井上 円了
Lesen Sie おばけの正体 (おばけのしょうたい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 74.925 Zeichen · 145 Bildschirme
第一〇三項 幽霊灯台
第一〇四項 鳥が魚に化したる話
越中魚津のある寺の柱が汗を発すとて一度見物したことがあるが、これも同じ道理である。
第一〇三項 幽霊灯台
明治の初年に、越後出雲崎の海岸にはじめて灯台を設け、毎夕点火することになった。当時は遠方にてその火を望むものは、海上にて死せし亡者の霊魂が出現せりと思い、一時海亡魂の評判が立ち、わざわざ海岸へ亡魂見物に出かける騒ぎとなったことがある。これ、火の玉が幽霊であるといえる迷信より、かくのごとき妄説を唱え起こすに至ったのである。すでに亡魂の原因が知れたる後に、その灯台を呼んで幽霊灯台と申したそうだ。
第一〇四項 鳥が魚に化したる話
武州八王子の人にて田中某と名づくるもの、母の病気を訪わんために魚類を買い求め、これを携えて山路に入れば、鳥網に雉のかかりたるを見つけ、魚肉よりも鳥肉が勝っておるから取り替えておこうと思い、網の中へ魚を入れ雉を取って、なにびとにも断らずに去った後に猟夫が来たり見るに、鳥を取る網に魚のかかっているは実に奇怪である、もしや神の所為ではなかろうかと思い、これをある巫にたずねたれば、「これ、神の所為に相違なし。よろしく祠を建ててこの魚を祭らねばならぬ。