Japanische Klassiker mit Furigana
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ならしげざっぴつ
小出楢重随筆集
小出 楢重
Lesen Sie 小出楢重随筆集 (ならしげざっぴつ) von 小出 楢重 (こいでならしげ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 334.351 Zeichen · 657 Bildschirme
この本尊である薬師如来は、そもそも光明皇后眼病平癒祈願のためにと、ここの尼僧は説明してくれたと記憶するが、それで特に眼が大きく鋭く作られてあるのかと思う。
そしてここの絵馬にはめの字の記されたものが多く、午の歳の男、め、め、め、と幾つも記されてある。
そして他に錐の幾束かが絵馬と共に奉納されてある。
私は絵もかかずにぶらぶらとこの本尊を眺め、めの字に村人のトラホームを考えながらつくつくぼうしの声を聞き、冷たい本堂の冷気を吸いにしばしばここまで足を運んだものだった。そして、その附近の田圃には、枝豆が夕日を浴びているのだった。
裏町のソーセージ
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朝起きるとすぐ柱か何かで頭をうつとか、日曜の朝のピクニックに汽車に乗りおくれるとかすると、その日一日は乗物の都合が悪かったり、足を踏まれたりろくなことは起こらない。万直しという名の料理屋でめしでも食べたら多少は持ち直しはしないかと思ってみることもある。
私の誕生日というものが、またはなはだ不愉快なものだった。もしこれが一九三〇年の現代の出来だったら、当然省略され得る誕生日だったのだ。