Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

十二月三十日

Prince に鉄砲を打った者の父親、苦しい立場と察せられる。

十二月三十日(日曜)晴

一昨日と昨日、夜ひどくさむいのに外出したため、風邪で気分わるし。思い切りあつぎをし家にとじこもる。さい、又不眠になり腰がひえると云って四五日、二時間位しか眠らず。困る。今日薬を買うと云う。

Aさいの体につき、細かく注意し、夜、洗滌をすすめてやった由。さいもAに比較的遠慮せず、又Aがそう云うことに突こんで行くところ、面白し。ディフェレント・セックスの微妙な点、又一方Aの厚顔な点。

「都会の憂鬱」、佐藤氏は何と上手な書きてか。頭の明かさと、詩人らしい品よさ、憂わしさとが実に美しく調和して居ると思われる節が多い。江森渚山との感情、同感される点多し。私の場合では宮原氏だ。夜、一夫来。四人で骨牌をし、珍らしく熱中した様子を見、――AとAの兄との――晴々と心持よかった。実際二人のサブデュードした調子は私に張合ない感をもたせるのだから。

今日Aと兄とは二人とも家に居、朝食前、近くの材木やから木を買って来、湯殿のすのこを作りにかかった。

晴れた風のない日だが、ゆうべはなかなかひどいさむさであったため、手洗鉢に厚い氷がはり、北側の霜柱は午になっても消えない。