Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

十月二十二日

十月二十三日

独りになったので表の格子をしめ、丁度W、C、に入ったら、誰か門をあけた音がする。基ちゃんかと思い、急いで出て見たら国男。思いがけず嬉しく、顔が赧くなるのを感じた。上げ、ゆっくり二人で昼餐をすませたら、Aかえり、機嫌よし。いろいろ仲なおりさせる必要を感じ苦しいこともあった近頃なので、自分は本当にうれしかった。やがて基ちゃんも来る。市庁へ行ったら本所深川ではまだこんな設備も出来て居ない由。やはり日比谷図書館に送るしかないか。二人夕方かえる。夜、A啓明会とプライヴェートの金の勘定を混同し、手伝い、くさくさしたので一寸散歩に出、シャロッテ・ブロンテの Jane Eyre を70銭で買って来る。

さい林町で黒紋付、帯等をかりて来る。

――○――

埼玉県その他で、自警団の行った殺人行為が法規によってただされ始め、県知事の内訓の過激なこと等曝露される。

十月二十三日(火曜)晴

今日倉知で、お貞さん、季夫の告別式があった。ほんの内輪ばかりと云っても百人近く集った。わざわざ金沢から来たと云う僧、禅宗にしては、いやになまぐさい感を与える男、導師となって、五人で式を営む。