Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

六月十六日

六月十七日

六月十八日

いやだ。然し周囲が静かになり、大工の音も少しはやわらげられるのは嬉しい。

「スーラーブ」。久しく書かなかった為、なかむずかし。ばつと思う。

午後から丸善にゆき、エジプトの話、物語(パピリから訳した。)集を買って来た。バッジの Egyptian literature の中にあると同一のものもあり。

六月十七日(日曜)雨

「スーラーブ」やっと、一回出来、よんで見れば奇もなくこれであんなにうなったのかと思われる。

一夫来、又此処にも一つのプロフェッショナル教師が出来るのかと云う感、

動植物を専攻し乍ら、自然に親しむ人間のうまみが何処にもなく、研究と自己がまるで切はなされて居る。

自分が少しでも金がほしくてしたことは、皆工合がわるく行って居るのを知り深くさとるところあり、例えば『新潮』の方の一、童話(『女性改造』)一、等。今度もこんな気を出したら又駄目になるとおそれ、つつしむ。よい教訓なり。

六月十八日(月曜)曇

「スーラーブ」。まだ一にかかって居る。何だかすらりと自分の調子にならず、どこか、堅苦しい、うまくしようとしてならないような不調和を感じる。

それに、題材が、現実的でない為、具体的にし難いと云う欠点がある。