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Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 65.193 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

七月十四日

七月十五日

七月十七日

考えれば、人間への殉死者であった。臆病さと、胡魔化しとですぎて居る毎日と云うものがつきつめるとどんな恐ろしいことになるか

昨晩夜中に目をさまし、人間の向上しようとする意志について考えたことを思い合わせ、厳粛な心持に打れた。彼が死んだとは思われない。彼の死が与える影響は深く広い。鴎外先生では、勤勉意志の強さを知らされ、彼によっては、如何程真剣であるべきかを知らされる。彼が四十六歳で、あれ程学識があり、而も死なずに居られなかったことを思うと、人生、人間の心、思うこと深し。

自分は、どうかして、その深さ迄達することが出来、これ等、人間の故に苦しみ、悦び、そして死ぬ、多くの魂の記録を止めたい。

芸術の道でどう云う方向を持たろうか、持つべきか、時に思い惑った自分は、はっきりその行く先を知り得たことを思う。善悪を越え、その底に徹し、人間を生き死にさせる心に迄触れたい。

七月十四日(土曜)〔予記〕「スーラーブ」(十)(十一)の半

七月十五日(日曜)〔予記〕「スーラーブ」、十一後半、十二

七月十七日(火曜)◎〔予記〕「スーラーブ」十三、十四、十五、前半

七月十八日(水曜)〔予記〕「スーラーブ」