Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
Lesen Sie 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) von 平田 晋策 (ひらたしんさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.452 Zeichen · 208 Bildschirme
火ぶたを切れ!
の潜望鏡は、青木式光学兵器のいいやつだから、夜でも、よく見える。
大巡洋艦の一隊が、すっかり灯をけして走っている。
「司令、やっつけましょうか。」
剣道三段の鈴木中尉は、腕がむずむずしているらしい。
「まだ、まだッ。こんな奴は見のがしておけよ。」
北浦少佐は、頭をふって、いやいやをした。しばらくすると、
「こいつはどうです。大きな獲物だなあ。航空戦隊ですよ。ね、一発うちましょう。」
鈴木中尉は、一生けんめいにせがむが、少佐は、じっと考えて、
「おい、おかしいぞ。『オリオン』が見えない。」
「変だなあ。僕に見せて下さい。」
清君が、見ると、大きな航空母艦が四隻、縦陣をつくってすすんでいる。
『アリゾナ』『メキシコ』『サラトガ』『ロッキー』だ。沈めた『アマゾン』と同じ型の『オリオン』がいない。
「本当だ。どうしたんだろう。まさか、『秋津洲』が、勝手に沈めたんじゃ、ないだろうな。」
清少年も、頭をかしげて、不しんに思った。
少佐も、清少年も、フーラー博士と旗艦『オリオン』が、マハン参謀長から、秘密の命令をうけて、ま夜中に、こっそり艦隊をはなれたことを知らないのだ。だから、いくら考えたって、わかりはしない。