Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

イギリス、アメリカノジデス。」

怪人の書いたRという字は、へんな形をしていました。上のまるいところがまるでカニのこうらのようにふくらんで、カニ怪人の頭にそっくりです。Rの下の二本の棒は、カニ怪人の足のようです。自分の姿をあらわすためにわざと、そんなふうに書いたのかもしれません。

「Rすい星には、あなたのような生きものが、たくさんすんでいるのですか。」

「タクサンイマス。シカシ、アレハスイセイデハナイ。ウチュウノ、ノリモノデス。トオイトオイ、ホシカラキタノデス。ワタシ、ニホンヘオリタ。イギリス、アメリカ、ソビエトヘオリタノモアル。」

やっぱり、あれは宇宙船だったのです。そこから、カニ怪人のはいったロケットのようなものをうちだして、地球へやってきたのでしょう。真夜中の、あのおそろしい音は、そのロケットのようなものが、海へおちた音にちがいありません。

しかし、次郎君には、ふにおちないことが、たくさんあります。

「そんなとおい星の生きものに、どうして日本語がはなせるのですか。」

まるで先生に質問するような口調でたずねました。

「ワタシ、ニホンゴ、イギリスゴ、ロシアゴ、ミナワカリマス。