Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

海底から空へ

じいさんは、あっちへ逃げたと、うそを、おしえてやったよ。ハハハ……。」

労働者にばけていたのは、魔法博士だったのです。まず白ひげのじいさんに変装して、黄金のトラを盗みだし、自動車のなかで手ばやく労働者にばけて、バラック小屋にかけこみ、タバコをふかして、すましていたのです。

はじめから、ここで船にのるつもりだったので、じぶんのランチを、ここへ、まわすように命じておいたのでした。

「先生、黄金のトラはだいじょうぶですか。」

部下の船員がたずねますと、博士は笑って、

「ちゃんと、ここにあるよ。」

といいながら、ポケットから、セトモノに見せかけたトラを出して、えのぐをこすりとると、ピカピカ光る金色が、あらわれてきました。

「さあ、島へいそぐんだ。全速力だよ。」

島とは、いったい、どこの島なのでしょうか。

海底から空へ

お話かわって、こちらは今井君兄弟です。いくら川岸をさがしても、白ひげのじいさんが見つからないので、もとのバラック小屋のそばへ、もどってきました。そのときは、もう、博士のランチが出発したあとでした。さっき、小林団長は今井君に、

「あとで、バラックのよこの大きな石の上を見てくれ。