Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
名探偵登場
井上君の姿は、十何人の子どもたちにも、まったく見えなかったのです。
さいごに、岩谷美術館の、ねこそぎ盗難です。ここでは、庭のヒマラヤスギのねもとや、地下室のコンクリートの中から、カニ怪人が、姿をあらわし、また、そこから消えていきました。古山博士の庭のときには、怪人のあらわれた穴がのこっていましたが、美術館のときには、穴なんかあけないで、たいらな土の中から、また、あついコンクリートの中から、やすやすと、あらわれたり、消えたりしたのです。
これらのふしぎを、どう説明すればよいのでしょう。そこに妖星人としょうする怪人の知恵があるのです。明智探偵や小林少年が、この知恵と戦うのです。そして、いつものとおりに、きっと、勝ってしまうにちがいないのです。
その知恵くらべの場面は、すぐこのあとに、まちかまえています。
そのときこそ、これらのすべての疑問が、ときあかされるでしょう。そして、さらに、それ以上の大秘密が、ばくろされるでしょう。
名探偵登場
小林、井上の二少年が、ひとりの紳士をたすけて、カニ怪人のすみかを、ぬけだした、ちょうどそのころ、岩谷美術館の館長室には、館長の古山博士と、警視庁の中村警部と、私立探偵の明智小五郎の三人が、テーブルをはさんで、はなしあっていました。