Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
カニじいさん
おばけか幽霊をあいてにしているようなもんだからな。」
刑事さんたちは、くちぐちに、そんなことをいいあって、カニ怪人の魔力におびえるのでした。
カニじいさん
妖星人R、カニ怪人といわれる怪物は、古山博士の書庫にしのびこんで、たいせつな美術品、推古仏をぬすみさってしまいました。
コンクリートだてで、窓には鉄棒のはまった書庫の中で、小さい仏像といっしょに、きえてしまったのです。えたいのしれぬ星のいきものですから、どんな力をもっているか、わかりません。コンクリートの壁でも、スーッと、つきぬけてしまうかもしれません。それとも、じぶんの姿を、おもうままにけすという、ふしぎな力をもっているのでしょうか。
空には夜ごとに、あのあやしいRすい星が、ぶきみな赤ちゃけた光をはなっていました。新聞などでは、仮にRすい星とよんでいましたが、これまでのどのすい星ともちがった、ふしぎな天体なので、天文学者のあいだに、大議論がおこっていました。それが毎日、毎日、新聞に大きくのせられるのです。
海からあらわれたカニ怪人が、千葉の別所少年に、へんなかたことで、しゃべったところによりますと、Rすい星は、怪星人が宇宙をとびまわる巨大なのりものだというのですが、それはほんとうなのでしょうか。