Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
古山博士邸の盗難事件も、むろん、デカデカと新聞にのりましたので、日本じゅうがそのうわさで、もちきりでした。
もし、あの妖星が、大きなのりものだとすれば、それには何百ぴき、何千びきのカニ怪人がのっているかもしれない。東京にあらわれたのは、まだ一ぴきだけれど、やがて、日本全国に、あのいやらしいカニ怪人が、ウジャウジャとおりてきて、われわれは、みんな、ほろぼされてしまうのではないかと、日本じゅうの人がふるえあがってしまいました。
そんなある日のことです。明智探偵事務所では、明智探偵と助手の小林少年とが、テーブルにむかいあって、はなしこんでいました。
「古山博士のこどもの忠雄君は、少年探偵団員なのです。ですから、ぼくは忠雄君から、くわしい話を聞きました。カニ怪人というやつは、人間わざではできないことをやったのです。地球の人間にはしられていない、おそろしい力をもっているのでしょうか。」
小林君がいいますと、明智探偵は、じっと小林君の顔をみつめていましたが、やがて、みょうな笑いをうかべて、
「わたしは信じない。」
と、ぽつりといいました。
小林君は、ふしぎそうに、先生の顔を見かえします。