Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
そして、カニとそっくりの顔で、ニヤリと笑いました。
「きみは、りっぱな少年だ。わしは、きみのような少年が、ひとり、ほしかったのだ。どうだ、おれの弟子にならないかね。」
じいさんは、さっきのいなかことばとは、まるでちがった、標準語で、そんなことをいいました。じいさんとはおもえないわかわかしい声です。
「弟子になるって、どうすればいいんだい?」
井上君は、勇気をだして、たずねてみました。
「つまり、おれの命令どおりに、うごくのさ。そのかわり、きみは、地球の人間のだれもしらないものをみることができる。このひろい宇宙を旅行することができる。」
とんでもないことを、いいだしました。ひょっとしたら、このじいさんは、気がちがっているのではないでしょうか。
「どうして、宇宙旅行をするんだい?」
井上君はあいてをばかにしたように、聞きかえしました。
「Rすい星にのってさ。」
「えっ、Rすい星だって?」
この、よぼよぼのじいさんの口から、Rすい星なんてことばがでるのは、ふしぎです。
「だって、Rすい星まで、どうしていけばいいんだい?」
「カニ怪人といっしょにいけばいいのさ。ちゃんとのりものが、海の底にまっている。