Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
」
「ふせがなければなりません。」
「そうです。ふせがなければなりません。」
「しかし、おそろしいあいてだ。」
「そうです。ふせげないかもしれません。あいつは、地面でも、コンクリートでも、自由に、もぐってくることができるのです。そうして、地面の下をくぐって、美術品をはこびだすかもしれません。」
「しかし、警察は、あらゆる知恵をしぼって、これをふせがなければなりません。われわれは戦うのです。地球の名誉にかけて、あいつをとらえなければなりません。」
古山博士と中村警部が、むちゅうになって話しているあいだに、おそろしいことが、おこっていました。
部屋のガラス窓の外に、四つの青い光が、じっと、こちらをにらみつけていたのです。
「あっ!」
それに気づいた刑事が、いきなり立ちあがって、窓のほうへ、かけだしました。
みんなが、一度に、そのほうを見ました。ふたりのカニ怪人が、窓からのぞいていたのです。
刑事たちは、みんなピストルをもっていました。四つのピストルが、ふたりのカニ怪人に、ねらいをさだめ、ガラス窓が、おそろしいいきおいで、ひらかれました。
しかし、怪人のほうが、はやかったのです。