Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
みんなにカニをやるからという約束で、おしばいをさせたんだよ。
子どもたちは、きみの姿がすこしも見えないような、おしばいをやってみせた、きみにぶつかって、たおれて、なきだした子どもさえある。子どもは、やる気になれば、うまいおしばいができるものだ。カニじいさんは、子どもの心を、よくつかんでいたのだよ。
まさか、子どもたちが、そろっておしばいをしているなんて、おもいもよらないものだから、つい、信じてしまう。井上君は、自分のからだが消えてしまったと、信じたわけだよ。」
そのとき、中村警部が、首をかしげながら、口をだしました。
「井上君に、自分が消えたとおもいこませるために、ずいぶん手数をかけたものだね。どうして、そんな必要があったのかね。」
「必要なんかないさ。いたずらだよ。カニ怪人にばけたやつは、とほうもないいたずらずきなんだ。どんな手数をかけても、いたずらがやってみたかったのさ。だいいち、妖星人Rとなのって、カニ怪人にばけたことだって、世界をあいての大いたずらだからね。
それから、もうひとつは、カニ怪人は、少年探偵団をやっつけようとしたんだ。幹部の井上君を、まず、とりこにして、B・Dバッジを道にまいて、小林団長を、よびよせようとした。