Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
いまにも望遠鏡にぶっつかりそうな気がします。
「きみたち、妖星人が地球へやってくるのがわかっただろう。カニ怪人は、二十面相のいたずらときめられてしまったが、こうして望遠鏡をのぞいてみると、そうでないことがわかるのだよ。やつらは、まい日、まい日、とんでくるのだ。いまに地球は妖星人に占領されてしまうだろうよ。」
井上君は、円盤がすぐ目の前にちかづいてくるので、こわくなって、望遠鏡から目をはなし、肉眼で空をながめました。
しかし空には、なにもありません。望遠鏡では近くに見えても、ほんとうは、肉眼では見えないほど、とおいとおいところを、とんでいるのでしょう。
「あの円盤は、どこへ着陸するつもりでしょう。」井上君が、メフィストにたずねました。
「陸ではなくて、海の中かもしれない。さいしょのやつが、やっぱり海だったからね。あの円盤は潜航艇のように、海の底を走ることができるんだよ。」
小林君は、もう一度、望遠鏡をのぞきましたが、のぞいたかとおもうと「あっ。」とさけんで、目をはなしてしまいました。円盤があまりに近くをとんでいるので、いまにも、じぶんの顔にぶっつかりそうだったからです。