Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
「さあ、それじゃあ、下へおりよう。まだまだ、きみたちに見せるものがあるんだよ。」
メフィストは、そういって、さきに立って、階段をおりました。二少年も、夢みごこちで、そのあとにしたがいます。
一階までおりて、さっきとはちがった、ひろい部屋にはいりました。
ここは、窓のカーテンが、すっかりひらいていますが、もう夕方なのと、窓の外に、木がしげっているのとで、部屋の中は、うすぐらくなっていました。
メフィストの二十面相は、その部屋のまんなかに立って、しばらく、じっとしていましたが、ふっと、なにかに気づいたようで、首をかしげて、耳をすましました。
すると、二十面相の顔が、びっくりするほど、かわってきました。四角なふちなしめがねの中の目玉が、ただでさえ大きいのに、それが、倍も大きくなって、いまにもとびだしそうです。顔色は、まっさおになっています。
その部屋には、二つドアがあって、いま、みんなのはいってきたドアとは、べつのがわに、もう一つのドアが、しまっています。
二十面相は、しのび足で、そのドアに近づくと、板に耳をあてて、むこうがわのもの音を、ききとろうとしました。