Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
大闘争
大闘争
「あっ、先生が、ぼくたちを、たすけにきてくださったのだっ。」
小林君は、すぐにそこに気がつきました。さっき、赤電話で、先生に、このおばけやしきをしらべると、報告しておいたからです。
明智探偵と二十面相は、ひとことも、ものをいわないで、いつまでも、にらみあっていました。
ふたりとも、なんというおそろしい目をしているのでしょう。まるで、あいてを、にらみ殺そうとしているようです。
ことに明智探偵の目は、またたきもせず、ランランとかがやいて、そこから、いなびかりのようなものが、あいての顔をめがけて、とびだしていくように見えました。
二十面相の顔は、まっかになり、汗びっしょりです。いまにも明智に、にらみたおされそうになるのを、ひっしになって、がんばっているのです。
すると、おそろしいことが、おこりました。二十面相の魔法の力で、あのでっかいおばけガニが、もうろうと、姿をあらわしてきたのです。一ぴき、二ひき、三びき、四ひき、五ひき、おお、ごらんなさい。あの人間の何倍もある大ガニが、五ひきもあらわれて、巨大なはさみを、ひらいたり、とじたりしながら、明智探偵のほうへ、ジリジリと、ちかづいていくではありませんか。