Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

「キャーッ、だれか来てえ……。」

またしても、耳をつんざく悲鳴! ノロちゃんは、からだをピクンとさせて、逃げようとしましたが、小林君に、グッとにらみつけられました。

「きみ、それでも少年探偵団員かっ!」

廊下をまがると、むこうの部屋のドアが、開いたままになっていました。そして、その中から、へんなもの音が聞こえてきます。

「あの部屋だ。のぞいてみよう。」

ドアのところまでいって、そっと中をのぞきました。すると、その洋室のテーブルの下に、かわいらしい少女が、グッタリと、たおれていたではありませんか。

たおれていたのは、ピンクの洋服をきた、十二―三歳の少女でした。

「どうしたの? だれが、こんなめにあわせたの?」

小林君がかけよって、少女をだきおこして、たずねました。少女は、よほどこわかったとみえて、口もきけないのです。ただ、つぎの部屋を、ゆびさすばかりでした。

少女が、「あちら、あちら。」というように、ゆびさすので、そのほうを見ますと、つぎの部屋へ通じるドアが、半分ひらいていました。きっと人造人間です。あいつが少女を、つきたおしておいて、あの部屋へ、はいっていったのです。