Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

かから飛んできて、おじいさんのからだに、くっついてしまいました。

そして、ちゃんとしたひとりの人間が、できあがってしまったのです。灰色の洋服をきた、白ひげの、りっぱなおじいさんです。

「ハハハハ、感心、感心、さすがは少年探偵団の団長じゃ。よく逃げださないで、がまんをした。えらいぞ。それにひきかえ、もうひとりの子は、ひどくおくびょうだね。それでも団員かね?」

白ひげのおじいさんは、そういいながら、ツカツカと、ふたりのそばへ近づいてきました。

その声をきくと、ノロちゃんも、小林君の胸から顔をはなして、やっと、おじいさんの姿を見ました。いままで、目をふさいでいたので、どうして、こんなおじいさんがあらわれたのか、わからないものですから、びっくりして、キョロキョロしています。

「あなたは、いったい、だれです?」

小林君は、キッと、おじいさんの顔を見つめて、たずねました。

「わしかね、わしは、さっきのロボットじゃよ。」

おじいさんは、にこにこしています。それでは、あのロボットのなかに、この老人がはいっていたのでしょうか。

もし、そうだとすると、このおじいさんは、やっぱり、悪ものです。