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Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

「それじゃあ、となりの部屋の、女の子を、ひどいめにあわせたのは、あなたですね。」

小林君が、おじいさんをにらみつけました。

「ハハハ……、あれかね。あれは、わしの友だちのおじょうさんじゃよ。ミヨ子ちゃん、もういいから、こちらへおいで。」

すると、「はーい。」というかわいい声がして、さっき、となりの部屋にたおれていた、ピンクの服の少女が、にこにこしてかけこんできました。

「あらっ、それじゃあ、あの女の子は、ぼくたちに、うそをついたんだね。」

ノロちゃんが、あきれたように、いいました。

「そうじゃ、うそをついたのじゃ。きみたちを、この部屋に、おびきよせるためにね。」

「なぜ、ぼくたちを、この部屋へ、おびきよせたんですか。」

小林君が、おじいさんに、つめよりました。

「ハハハ、そう、おこるもんじゃない。まあ、こっちへおいで。もっときれいな部屋で、ゆっくり話をしよう。」

そういって、おじいさんは、さきにたって、廊下へ出ました。ふたりの少年は、ともかく、そのあとについていきます。

老人は、少年たちと、ミヨ子ちゃんをつれて、りっぱな洋室にはいりました。

壁いっぱいの本だなに、むずかしい本がズラッとならび、部屋のまんなかには、大テーブルがあって、そのまわりに、ふかふかとしたあんらくいすが、いくつもおいてあります。