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Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

それから、夜になるのをまって、小林、井上の二少年はクワをかついで、ソッと井上君のうちの庭に出ると、木のしげった庭のすみを、六十センチメートルほどの深さにほって、そこへ、なにかをうずめ、ていねいに土をかけました。

小林君と井上一郎少年は、庭の土のなかへ、黒いものをうずめてから、二階の一郎君の勉強部屋にとじこもって、なにかやっていましたが、しばらくすると、一郎君は、白い絹糸の毛をはやした大きなオモチャの白犬を、だいじそうにかかえて、小林君といっしょに、二階からおりてきました。これは、一郎君がまだ小さかったころのオモチャです。

魔法博士のことだから、きっと、どこかで見はっているだろうと思ったので、黒い箱だけを、庭にうずめて見せて、黄金のトラは、きれでこしらえた白犬のなかへ、ぬいこんでしまったのです。

それからは、毎日、一郎君のおかあさんか、ねえさんなどが、たえまなく、この白犬をだいていることにしました。学校から帰れば、むろん一郎君がだくのです。

すると、それから四日目の日曜日に、一郎君にあてて、みょうな手紙がきました。

あさっての火曜日の午後四時に、例のものを、もらいにいく。